Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Amazonプライム」の会員狙うフィッシング - ブランド名を誤るミスも

「Amazon」を装うフィッシングメールが確認されたとしてフィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

20190115_ap_001.jpg
誘導先のフィッシングサイト(画像:フィ対協)

今回確認されたフィッシング攻撃では、「Amazoneプライムのお支払いにご指定のクレジットカード有効期限が切れています!」といった件名の偽メールを送付。不安を煽り、偽サイトへ誘導する手口だった。

メールの本文では、「Amazonプライム会員資格が更新を迎えるが、有効なクレジットカードが登録されていない」などと説明。誘導先で偽のログイン画面を表示してアカウント情報を詐取しようとしていた。

またメールの見だし部分は「Amazon.com」と記載する一方、本文では「Amazon.co.jp」となっていたほか、メールの件名に「Amazone」と初歩的なスペルミスが見られた。誘導先のフィッシングサイトでも「Amazone.co.jp」とブランドの綴りが誤っている。

(Security NEXT - 2019/01/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

水道局を装う偽メールに注意 - 「未払料金ある」と誘導
「電気料金未払い」と不安煽りクレカ情報だまし取るフィッシング
フィッシング攻撃で日本赤十字社のメアドになりすまし
JR西日本の会員サービスを装うフィッシング攻撃に注意
「ビックカメラ」からの「異常通知」装うフィッシング攻撃
「支援金5万円」とだますフィッシング - 偽マイナポータルへ誘導
「口座が凍結されました」 - ゆうちょ銀装うフィッシングに注意
「マネロンのおそれ、対応しないと法的措置」と脅すフィッシング
「給付金に関するお知らせ」などと内閣府かたる詐欺メール
「dカード」利用者を狙う偽メール - 架空の利用照会など複数文面で