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教職員に多数の標的型攻撃メール、アカウント詐取被害 - 大体大

大阪体育大学は、同大教職員において標的型攻撃メールが多数着信し、一部教職員が被害に遭ったことを明らかにした。情報漏洩などは確認されていない。

同大によれば、11月26日16時ごろ、同大の教職員に対し多数のフィッシングメールが送信されたという。

問題のメールには、同大の認証サイトを模したフィッシングサイトのURLが記載されており、一部教職員においてアカウント情報を詐取される被害が発生した。

情報セキュリティ担当者に通報が行われ、詐取されたアカウント情報は即日無効化したとしており、被害の拡大はなく、情報流出についても確認されていないとしている。

同大では、攻撃によってアカウント情報を詐取された今回の問題を受け、さらなるセキュリティ対策の強化に取り組むとしている。

(Security NEXT - 2024/12/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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