「RDPファイル」添付した標的型攻撃メールに警戒呼びかけ - 米当局
米当局は、悪意ある「リモートデスクトッププロトコル(RDP)ファイル」を用いた大規模な標的型攻撃が確認されているとして注意を呼びかけた。
政府機関やIT分野を含む複数セクターに対して、米国外の攻撃グループにより、大規模な標的型フィッシング攻撃が展開されているとして、米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)が注意喚起を行った。
「リモートデスクトッププロトコル(RDP)ファイル」は、Windowsにおけるリモートデスクトップ接続の設定を保存するためのファイル形式。
攻撃者は実在する正規の組織を装い、悪意ある「RDPファイル」を添付したメールを送信し、攻撃者が用意したネットワークへリモート接続するよう誘導していた。
誤って接続してしまうと、さらなる攻撃が展開され、情報漏洩や永続性を確保するために不正なプログラムが展開されるなど、より大きな被害につながるおそれがある。
(Security NEXT - 2024/11/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
採用職員の健診関連情報含む名簿を誤送信 - 奈良県
クレカ不正利用、前四半期比2割増 - 200億円迫る勢い
QNAP、アドバイザリ9件を公開 - 複数脆弱性を修正
アプリ生成「Lovable」に脆弱性 - 生成プロジェクトに影響
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
患者画像など所在不明、調査で持出も判明 - 富山大病院