「DLmarket」への不正アクセス、顧客のクレカ情報も被害か
電子書籍や楽譜、イラスト素材など、デジタルコンテンツのダウンロード販売を手がける「DLmarket」が不正アクセスを受けた問題で、顧客情報のほか、クレジットカード情報も詐取された可能性があることが判明した。
同サイトを運営するディー・エル・マーケットでは、10月17日18時ごろに異常を検知。サーバを調査したところ不正アクセスを受けていたことが判明し、事態を公表するとともに調査を行っていたが、さらに決済代行会社より11月12日にクレジットカード情報が流出した可能性があるとの指摘があり、さらなる調査を進めていた。
当初、顧客56万1625人分の氏名やメールアドレス、会員IDが流出した可能性があると説明していたが、調査の結果、決済時に攻撃者が設置した「偽決済フォーム」を経由するようサーバが改ざんされていたことが判明したという。
「偽決済フォーム」では、クレジット情報を詐取するとともに、決済段階でエラーが発生したように見せかける画面を表示。その後、正規の決済フォームへ誘導し、決済が完了するしくみだった。
(Security NEXT - 2018/12/26 )
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