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マイナンバーカード盗難で職員3人を懲戒処分 - 横浜市

横浜市は、鶴見区で2月に発生した交付前のマイナンバーカードと交付に用いる端末が盗まれた問題を受け、職員3人に対し懲戒処分を実施した。

鶴見区戸籍課の執務室内で保管していた交付前のマイナンバーカード78件と、カード交付用の端末1台が盗難被害に遭ったもの。2月21日の窓口業務の終了後、職員が30分ほど窓口を離れた間に持ち去られたと見られている。

終業後にカードと端末を保管庫へ片付ける際、枚数の確認などを行っていなかった。またセキュリティワイヤーなど、端末の物理的な防犯対策も講じていなかったという。

同市では同問題を受け、12月7日付けで鶴見区の事務職員1人に対し、戒告の懲戒処分を実施。また緑区や鶴見区の事務職員それぞれ1人を減給とした。

(Security NEXT - 2018/12/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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