宣伝文句「血糖値の高い方におすすめ」のどこに問題? - 「ネットの罠体験ショップ」が公開
滋賀県消費生活センターは、疑似通信販売サイトを通じて、問題ある広告表現について解説、啓発する「ネットの罠体験ショップ」を公開した。
同サイトは、商品に関する広告や表示において望ましくない表現や、法令上問題がある表現などを解説する啓発サイト。一般的な通販サイトを利用する感覚で学ぶことができる。
健康食品や美容、化粧品、キッチン雑貨などのカテゴリを用意。これらのどこが怪しいのか、どこに罠が仕掛けられているのか考える機会を提供する。
各商品には「血糖値の高い方におすすめ」「今だけ半額」「決算在庫スーパーセール」といった、消費者の目を引くコピーが添えられており、商品ページから「カートに入れる」ボタンをクリックすると、問題点について詳細な解説を表示する。
例えば「今だけ半額」の場合、通常価格で販売した実績があるか重要となり、販売実績がなければ景品表示法の不当な二重価格表示に該当すると指摘。
「血糖値が高い方に」という表示に関しては、特定保健用食品であっても、治療の必要な人にもれなく効果があるかのような誤認させるものは法令上問題があり、「血糖値が気になる方へ」といった表現を用いなければならないとしている。

啓発サイト「ネットの罠体験ショップ」
(Security NEXT - 2018/11/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「CODE BLUE 2025」の講演募集が開始 - 7月末まで
セキュリティ総務大臣奨励賞の受賞者2名、2団体を発表 - 総務省
「SECCON 13 電脳会議」が3月に開催 - 参加登録を受付開始
「CODE BLUE 2025」、11月に都内で開催 - 参加受付をども開始
CSIRT関係者が集う「NCA Annual Conference 2024」、参加登録受付を開始
「JPAAWG 7th General Meeting」、参加登録を受付中
「CODE BLUE 2024」の講演が決定 - 脅威関連から、AI、情報戦まで
「JSAC2025」は2025年1月に都内で開催 - CFPを開始
CTFイベント「SECCON 13」、今秋に予選 - 決勝は2025年3月
セキュリティ分野の総務大臣奨励賞、2名2団体を選出