BlackBerry、14億米ドルでCylanceを買収 - エンドポイントや車載向け製品などを強化
BlackBerryは、機械学習を活用したセキュリティ対策ソフトを展開するCylanceを買収すると発表した。
現金14億米ドルと、未確定の従業員向けインセンティブ報酬を引き受けることを条件に、BlackBerryがCylanceの全株式を取得することで合意したもの。買収手続きは2019年2月までに完了する見込み。
BlackBerryでは、今回の買収を通じてCylanceが有する技術やノウハウを取得。統合エンドポイント管理ソリューション「BlackBerry UEM」や、車載ソフトウェアを中心とした組み込みソフト「BlackBerry QNX」などのポートフォリオを強化する。
Cylanceは、2012年に設立され、定義ファイルではなく機械学習をベースに作成したエンジンを用いてマルウェアを検知するセキュリティ対策ソフトを開発。当初は企業向けに製品を展開してきたが、2018年8月にはコンシューマー向け製品を米国市場へ投入している。
(Security NEXT - 2018/11/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Check Point、脅威情報プラットフォームのCyberintを買収
IBM、インフラ管理のHashiCorpを64億ドルで買収
「SOAR」を展開する印Anlyzを買収 - トレンド
Interop Tokyoが幕張メッセで開幕 - 「Best of Show Award」が発表
GMO、イエラエを子会社化 - 半数の発行株式を約92億円で取得
「FireEye」が「Mandiant」に社名変更 - クラウドプラットフォームに注力
Dell TechnologiesからRSAが独立 - 新会社として活動開始
WatchGuard、Panda Securityの買収を完了
Accenture、重要インフラセキュリティのRevolutionary Securityを買収
Symantecセキュサービス部門の買収を完了 - Accenture