「Monappy」、ホットウォレット内の仮想通貨が盗難 - 高負荷時の不具合突かれる
同サービスでは、送金時にアプリケーションサーバへアクセスし、応答がタイムアウトした場合はロールバックするしくみだが、高負荷がかかり応答に時間がかかった場合、サイト側ではロールバックする一方、アプリケーション側では送金してしまう不具合が存在したという。
攻撃者は、8月27日から2018年9月1日にかけてギフトコードを大量に発行。8月29日から9月1日にかけて不具合が悪用されたという。また攻撃にあたり、少額のMonacoinを大量に送付して負荷を高めようとした行為も確認されたという。
同社は、モニタリング体制が不十分で、動作のテストや確認などに不備があったと説明。引き続き調査を進め、詳細について報告し、利用者への対応を進めるとしている。
(Security NEXT - 2018/09/03 )
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