Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Monappy」、ホットウォレット内の仮想通貨が盗難 - 高負荷時の不具合突かれる

同サービスでは、送金時にアプリケーションサーバへアクセスし、応答がタイムアウトした場合はロールバックするしくみだが、高負荷がかかり応答に時間がかかった場合、サイト側ではロールバックする一方、アプリケーション側では送金してしまう不具合が存在したという。

攻撃者は、8月27日から2018年9月1日にかけてギフトコードを大量に発行。8月29日から9月1日にかけて不具合が悪用されたという。また攻撃にあたり、少額のMonacoinを大量に送付して負荷を高めようとした行為も確認されたという。

同社は、モニタリング体制が不十分で、動作のテストや確認などに不備があったと説明。引き続き調査を進め、詳細について報告し、利用者への対応を進めるとしている。

(Security NEXT - 2018/09/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保
ファッション通販サイトに不正アクセス、通知メールが送信
従業員メールアカウントがスパムの踏み台に - 河合楽器グループ会社
指標管理ウェブシステムから顧客情報流出の可能性 - 損保ジャパン
オーダーカーテンの通販サイトで侵害被害か - 詳細を調査中
ドメイン不正利用、メール5万件が送信 - 三菱地所ハウスネット
都立図書館のメルアカに大量の不達メール - 不正アクセスか
財布通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
メールサーバがスパム送信の踏み台に - 横浜みなとみらいホール
派遣スタッフが予約システムに不正アクセス - 東急グループのジム