「Monappy」、ホットウォレット内の仮想通貨が盗難 - 高負荷時の不具合突かれる
仮想通貨「Monacoin」のウォレットやSNSサービスを提供する「Monappy」において、ホットウォレット内に保存していたほぼすべての「Monacoin」が不正に送金されたことがわかった。同社はサービスを停止し、調査を進めている。
同サービスにおける不具合を悪用され、ホットウォレット内の仮想通貨「Monacoin」が奪われたもの。「Monappy」に残高を持つ全ユーザーに影響があるという。ただし、全残高の54.2%を保存していたコールドウォレット内の「Monacoin」に関しては影響ないとしている。
9月1日11時ごろ、別件の攻撃に関する注意喚起を受けて同社が調査を行ったところ、サーバ上にあるホットウォレットがユーザーの残高に対して不足していることが判明し、被害へ気が付いた。
同サービスでは、「Monacoin」を送金できる「ギフトコード」のトランザクション管理をデータベースで行っていたが、高負荷時に生じるトランザクション処理の不具合を突かれ、本来1度しか受け取ることのできない「ギフトコード」を複数回利用され、「Monacoin」を窃取されたという。
(Security NEXT - 2018/09/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
一部利用者から「身に覚えのないログイン」の報告 - Qoo10
設定ミス突く攻撃、顧客DB消去される - 兵庫県内の保険代理店
メルアカに不正アクセス、スパムの踏み台に - 鹿児島市の総合病院
約700件のアカウントで不正ログイン被害、ポイント不正利用も - PinT
すかいらーく「テイクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
教員VPNアカウント悪用され侵入、不審検索履歴から発見 - 芝工大
オンラインサービスで不正ログインか、詳細を調査 - 西濃運輸
「ぐるなび」で不正ログイン - 対象会員のPWリセットを実施
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会