Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NTT東西の法人向け「Biz Boxルータシリーズ」の一部に脆弱性

ヤマハ製のネットワーク機器に脆弱性が見つかった問題で、OEM供給を受けているNTT東西の提供機器にも同様の脆弱性が含まれるとして注意が呼びかけられている。

脆弱性「CVE-2018-0665」「CVE-2018-0666」の影響が明らかとなったのは、NTT東日本やNTT西日本が「Biz Boxルータシリーズ」として展開している「N58i」「N500」、およびNTT西日本が販売する「NVR500」「RTX810」。

いずれもスクリプトインジェクションの脆弱性で、悪意を持った管理者が細工した入力を行うことで、別の管理者が管理画面へアクセスした際に任意のスクリプトを実行させることが可能になる。

各社は、脆弱性を修正したファームウェアを用意し、バージョンアップを呼びかけているほか、ウェブサーバを無効化するといった緩和策をアナウンスしている。

(Security NEXT - 2018/09/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性