DNSサーバ「NSD」に脆弱性、「TSIG秘密鍵」漏洩のおそれ
蘭NLnet Labsが開発するオープンソースのDNSサーバ「NSD」に「TSIG秘密鍵」が漏洩する脆弱性が含まれていることが判明した。
「同4.1.22」および以前のバージョンにおいてゾーン転送においてデータを保護するために利用する「TSIG秘密鍵」の比較処理に脆弱性が存在することが明らかとなったもの。外部へ漏洩する可能性がある。重要度は「低(Low)」。
最新版となる「同4.1.23」では修正済み。脆弱性の判明を受けて、日本レジストリサービス(JPRS)など関連機関なども注意を呼びかけている。
お詫びと訂正:本記事初出時の記載で、「サービス拒否」の脆弱性について言及がありましたが、過去に修正済みの脆弱性でした。ご迷惑をおかけした読者、関係者のみなさまにお詫びし、訂正いたします。
(Security NEXT - 2018/08/01 )
ツイート
PR
関連記事
「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み