Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2018年2Qの脆弱性届出は158件 - ソフトウェア関連が倍増

2018年第1四半期に情報処理推進機構(IPA)へ寄せられた脆弱性の届け出は158件だった。ウェブサイトに関する届け出が減少する一方、ソフトウェア関連が倍増している。

同機構が、2018年第2四半期における脆弱性の届け出状況について取りまとめたもの。同四半期の届け出件数は158件で、前四半期の138件を上回った。

届け出の内訳を見ると、ソフトウェアに関する脆弱性が107件で、前四半期の51件から倍増。ウェブサイト関連は51件で、前四半期の87件から減少した。

届け出の受け付けを開始した2004年からの累計件数は、ソフトウェア製品が4054件。ウェブサイト関連が9766件。ウェブサイトに関する届け出が全体の約7割を占めている。同四半期における1日あたりの届け出件数は4.06件だった。

20180726_ip_002.jpg
届け出件数の推移(グラフ:IPA)

(Security NEXT - 2018/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Kibana」にプロトタイプ汚染の脆弱性 - アップデートや緩和策
「Firefox」のJavaScript処理に脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「Auth0」のSDKに脆弱性 - 各プラットフォーム向けにアップデート
「glibc」に深刻な脆弱性 - 2024年のアップデートで修正済み
多要素認証製品「Advanced Authentication」に脆弱性 - 4月更新で修正済み
「macOS」にアップデート - 多数脆弱性を解消
「Node.js」に脆弱性 - 各ブランチ向けにアップデート
「Microsoft Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Chromium」や「SAP NetWeaver」の脆弱性悪用に警戒を - 米当局が注意喚起
IDと公開鍵を紐づける「OpenPubkey」に署名検証バイパスのおそれ