Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

マニュアル作成サービスへの不正アクセスを否定 - 操作ミスが原因

マニュアル作成サービス「Teachme Biz」において顧客データが流出した可能性があると公表していたスタディストは、その後の調査で外部からの不正アクセスはなく、顧客情報の流出もなかったとする調査結果を明らかにした。

マニュアルなどを作成、共有できる同社クラウドサービス「Teachme Biz」のサーバがダウン。不正アクセスの形跡を確認し、一部顧客データが流出した可能性があるとして、同社は事態を6月26日に公表するとともに、調査を進めていた。

同社によると、サーバは6月21日19時半過ぎにダウンし、2度にわたる不正アクセスと見られる痕跡が残っていたが、その後の調査でアクセス元が社内のIPアドレスであることが判明。

アクセス元だったインフラを担当する開発部の従業員に確認したところ、開発環境を構築する過程で、誤って本番環境のデータベースを参照し、コマンドを実行。運用上禁止されているデータの取得が行われ、異常なアクセスとして痕跡がのこったという。

操作ミスによって取得されたデータは同従業員の端末内部に保存されており、外部への流出が発生していないことを確認した。

同社では、再発を防止するため、業務用端末と運用端末を分離。また本番環境への意図しない接続を防止するため、アクセスをVPN経由に制限するほか、運用ルールやマニュアルなどの見直しを実施している。

(Security NEXT - 2018/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

交通指導員が小学校児童の登下校用名簿を紛失 - 名古屋市
配達員がバイクで用水路に転落、郵便物が所在不明に - 郵便局
県立高の授業見学申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県
SNS公開のインタビュー動画に患者が映り込み - 大田記念病院
内閣府サイト掲載のNPO法人役員名簿で墨塗り処理に不備 - 栃木県
小中20校で児童生徒の個人情報を同意なしにPTAへ提供 - 静岡市
キャビネットで管理していた心理相談予約簿が所在不明 - 熊本市
都で宅建業者の始末書などが所在不明 - 行政処分手続き時に判明
小学校で児童の個人情報含む指導計画を紛失 - 柏市
個人情報を不適切な方法で廃棄、誤った集積所に - 橋本市