Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

悪意あるメール、クリックの半数超が受信1時間以内 - 朝夕に増加傾向

マルウェアの感染を狙ったり、情報をだまし取るフィッシングをはじめとした悪意あるメール。添付ファイルや記載したURLを開かせようとするが、そうしたクリックの約半数は、受信後1時間以内に集中している。

Proofpointが2017年にワールドワイドの同社企業顧客6000超に対する攻撃について調査し、傾向を取りまとめたもの。

同社によると、52%のクリックはメールの着信から1時間以内に発生。なかでも約4分の1は5分以内、11%は1分以内とメールの受信からほどなくクリックされていることがわかった。

20180621_pp_002.jpg
全クリックに対する割合の推移(グラフ:Proofpoint)

(Security NEXT - 2018/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加