Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

管理甘い「Cisco Smart Install Client」の探索行為が増加 - 警察庁が注意喚起

さらに重要度「深刻」のバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2018-0171」も明らかとなっており、同脆弱性を悪用するコードが流通。探索行為なども観測されている。

「Cisco Smart Install Client」に関しては、意識して利用していない場合も注意が必要だ。「Cisco IOSソフトウェア」「Cisco IOS XE ソフトウェア」を利用するスイッチでは、デフォルトで有効化されているとして、Cisco Systemsでは注意喚起を行っている

同庁でも、TCP 4786番ポートに対するアクセス制御や、機能の無効化、アップデートの実施など、対策を講じるよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/05/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み