Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Twitter、ハッシュ化前パスワードをログ保存 - 漏洩痕跡ないが変更検討求める

Twitterは、ユーザーによるパスワードの設定処理においてバグが存在し、内部ログにパスワードが平文のまま保存されていたことを明らかにした。

通常、ユーザーが設定したパスワードは保存前にハッシュ化を行うため、内部においても平文のパスワードを確認することはできないが、ハッシュ化の処理を行う前にログへ保存されていたことが判明したという。

同社は今回の不具合を修正するとともに、平文のパスワードを削除すると説明。内部調査においてパスワードが外部へ漏洩したり、不正に利用された痕跡は見つかっていないとしているが、今回の問題について謝罪し、パスワードの変更を検討するようアナウンス。複数サービスにおける使い回しを避け、2要素認証の活用など、対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/05/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

パスワードリスト攻撃と見られるログイン試行を確認 - WOWOW
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
ユニフォームに個人情報入りメモリ、洗濯業者から回収 - 関越病院
CMSに総当たり攻撃、個人情報流出の可能性 - 体育器具メーカー
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
研究室に侵入者、個人情報をPCから持ち去りか - 北大
多治見市の複数小中校で不正アクセス - 迷惑メール1.6万件送信
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
駿河屋サイトの改ざん、監視ツールの脆弱性経由 - 侵害検知以降にも流出