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「CSVファイルは安全」という先入観につけ込む標的型攻撃

データの交換に用いることが多い「CSVファイル」。「テキスト形式のCSVファイルに、マルウェア感染のリスクはない」と考えていたら要注意だ。こうした先入観の裏をかく標的型攻撃が確認されている。

「.csv」などの拡張子でやりとりされる「CSV(comma-separated values)形式」のファイルは、その名のとおりテキストデータをカンマで区切ったものだ。表計算ソフトやデータベースなどのデータをテキスト形式で交換するために多く利用されている。

たしかに、テキストファイルをメモ帳やテキストエディタなどで開いた場合、アプリ側に脆弱性が存在しない限りは、ファイル内部に悪意あるコードが記載されていても、それらが実行され、マルウェアへ感染するおそれはない。

しかし、あくまで「テキストエディタなどで開いた場合」という条件のもとでの話に過ぎない。攻撃者が目を付けたのは、CSVファイルを開くアプリの「関連付け」。「Excel」を導入している環境では、Windowsが「CSVファイル」を開くアプリケーションとして「Excel」が関連付けられることに目を付けた。

サイバー情報共有イニシアティブ(J-CSIP)によれば、「CSVファイル=安全」との思い込みを逆手に取った標的型攻撃が、2018年第1四半期に報告されたという。また4月に入ってからもセキュリティベンダーが同様の手口を利用した標的型攻撃を確認している。

(Security NEXT - 2018/05/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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