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「添付ファイルでマルウェア感染?」「PCの動作が変?」 - まずは調査を

同資料のノウハウは、実際にJ-CRATのレスキュー活動における初動対応で活用されているもので、情報収集の手法から、収集した情報を評価する手順まで解説しており、Windowsの標準ツールでマルウェアの感染を調査することができる。

具体的には、情報収集を行う際のコマンドや感染例などを紹介。マルウェアが攻撃対象とする部分から重点的に情報収集を行い、設定変更や実行、感染などの痕跡など、不審な点がないかチェックするための手法を紹介している。

初心者でも理解できるよう工夫しており、調査の基礎知識として、標的型攻撃で使われるマルウェアの特性やOS上の留意点について解説している。

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初動調査のフロー(図:IPA)

(Security NEXT - 2018/04/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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