Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ソースコードブラウズツールにOSコマンドインジェクションの脆弱性

ブラウザよりソースコードを参照するためのツール「LXR」にリモートよりコマンドを実行されるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、検索フォームにOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2018-0545」が含まれていることが判明したもの。

同脆弱性は、波多野冬馬氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。

報告を受けたLXR Projectでは、脆弱性に対処した「同2.3.1」をリリース。緩和策として検索機能の無効化などをアナウンスしている。

(Security NEXT - 2018/03/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応
SAP、9月月例パッチで新規21件を公開 - 深刻な脆弱性も
Sophos製無線LANアクセスポイントに脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 緊急対応を
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開