Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

家庭内IoT機器、現存マルウェアからはルータで保護可能 - ただしルータへの侵入防護が条件

一方、現存するIoT機器を狙ったマルウェアに関しては、いずれもインターネットから直接アクセスできる機器を対象としたもので、LAN内部に設置された機器に関しては、ルータによって感染を防御できている状況が明らかになったという。

一部マルウェアによる攻撃をLAN内部で確認したものの、接続された機器を無作為に攻撃した偶発的なものであると説明。ルータによってわけられたLAN内部に接続されたIoT機器をあえて標的とするマルウェアは観測されなかった。

ただし、ルータそのものがIoT機器としてマルウェアに狙われるケースもあり、LAN内部の機器に対する攻撃を防ぐには、ルータが外部より侵入を受けず、正常に動作していることが条件であると指摘している。

(Security NEXT - 2018/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
Gitサーバ「Gogs」にRCE脆弱性 - 過去の修正不備に起因
「Chrome 138」を公開 - 11件のセキュリティ修正
「WinRAR」にディレクトリトラバーサルの脆弱性 - 修正版を公開
サーバ管理ツール「Convoy」に深刻な脆弱性 - アップデートがリリース