Sambaに2件の脆弱性 - パスワード変更やDoS攻撃のおそれ
Sambaの開発チームは、2件の脆弱性へ対処したセキュリティアップデートをリリースした。
同ソフトウェアのLDAPサーバにおいて、パスワード変更権限の確認処理に問題があり、認証済みのユーザーによってドメインコントローラーなどの特権サービスアカウントを含む他ユーザーのパスワードがリセットされ、変更されるおそれがある「CVE-2018-1057」が判明したもの。
また入力データのチェック処理に問題があり、プリントスプーラがクラッシュしてサービス拒否に陥るおそれがある「CVE-2018-1050」が含まれるという。
開発チームは、これら脆弱性を解消した「同4.7.6」「同4.6.14」「同4.5.16」を用意。またRC版におけるこれら脆弱性を解消した「同4.8.0」を安定版としてリリースした。
(Security NEXT - 2018/03/15 )
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