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患者の個人情報含むPCが院内で所在不明に - 山形県立中央病院

山形県立中央病院において、患者の個人情報が保存されたノートパソコンの所在がわからなくなっている。

同院によれば、紛失が判明したのは医師が所有するノートパソコン。2月28日に同医師がパソコンを置いていた更衣室から持ち去られていることに気が付いた。

問題の端末には、学会発表に用いるデータベースや手術記事などを保存しており、約700件の患者情報が含まれる。保存されているデータは暗号化されているという。院内を探索したが発見できず、3月12日に警察へ届けた。

同院では今回の問題を受け、入室管理システムの導入など、施設管理を強化して再発防止に取り組むとしている。

(Security NEXT - 2018/03/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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