過去1年間に経験したネット犯罪被害、最多は「詐欺メール」
18歳以上のユーザーが過去1年間に経験したネット犯罪被害でもっとも多かったのは、「詐欺メール」被害だった。
シマンテックの調査で明らかになったもの。2017年10月5日から同月24日まで、オンライン調査を実施。日本を含む20カ国の18歳以上のユーザー2万1549人を対象にしたもので、日本の回答者は約1000人。
日本の結果を見ると、過去1年間に経験したネット犯罪被害でもっとも多かったのは「詐欺メール(42%)」だった。「アカウントのパスワード盗難(37%)」「PC、タブレット、スマートフォンのウイルスなどへの感染(34%)」「オンラインショッピングにおける詐欺(33%)」と続く。
また21%が、使用している機器に対してパスワードによる保護やセキュリティ対策ソフトの導入などまったく実施していないと回答した。
パスワードの管理方法を見ると、「複数のパスワードを使い、紙に書き留めている」が48%で最多。「複数のパスワードを、自己流の方法で記憶している(21%)」「複数のパスワードを使い、それをPCやスマートフォンのファイルに保管している(18%)」といった回答も見られた。
(Security NEXT - 2018/02/16 )
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