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北朝鮮関与のマルウェア「BADCALL」「HARDRAIN」が明らかに - Android向けRATも

一方「HARDRAIN」に関しても、3件のファイルに関する情報が明らかにされているが、2件は32ビットのWindows実行ファイルで、プロキシサーバの機能を装備。Windowsのファイアウォールを開放し、TLSに偽装した通信を行う特徴を持つ。

またAndroidで動作するARMに対応したELF形式の実行ファイルも含まれており、リモートアクセスツール(RAT)として動作するようになっていた。

「BADCALL」「HARDRAIN」のいずれも脅威インテリジェンス情報を「STIXファイル」で取得することが可能。マルウェアの解析結果については、PDFファイルにて提供されている。

(Security NEXT - 2018/02/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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