Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

TCP 52869番ポートへのパケット - 「Mirai」亜種による感染活動の可能性

2017年第4四半期は、脆弱性の探索が目的と見られる「TCP 52869番ポート」へのアクセスが観測された。脆弱性が悪用され、「Mirai」の亜種に感染したものと見られる動きも報告されている。

20180129_jp_001.jpg
アクセスが多い上位5ポート(表:JPCERT/CC)

同四半期にJPCERTコーディネーションセンターが設置するセンサーにより観測したパケットの状況を取りまとめたもの。

同センターによれば、2017年第4四半期は前四半期と変わらず、「telnet」で利用する「TCP 23番ポート」に対するパケットが最多だった。SSHで使用する「TCP 22番ポート」に対するパケットが次に多い。

さらに「Windows」のファイル共有プロトコル「SMB」で使われる「TCP 445番ポート」、「Windows SQLServer」で使われる「TCP 1433番ポート」と続く。前四半期から、順位の大きな変動は見られなかった。

(Security NEXT - 2018/01/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
若年層向けアジアCTF大会「ACSC 2025」が8月開催 - 世界大会は東京
個情委、学校の個人情報事故に注意喚起 - 紛失が5割弱、ICT化の影響も
先週注目された記事(2025年6月8日〜2025年6月14日)
国際作戦「チャクラV」でサポート詐欺を摘発 - 悪質ドメイン6.6万件閉鎖
先週注目された記事(2025年4月27日〜2025年5月3日)
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
Google製脆弱性スキャナの最新版「OSV-Scanner 2.0.0」が公開