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教員の私用メールアカウントに不正アクセス、情報流出の可能性 - 滋賀県立大

滋賀県立大学は、教員の私用メールアカウントが不正アクセスを受け、学生や関係者の個人情報含むメールが流出した可能性があることを明らかにした。

同大によれば、教員が私的に利用しているメールアカウントが海外から不正アクセスを受けていたことが1月19日に判明したもの。端末に不調があることから調査を行ったところ問題が判明した。

同アカウントには、大学の許可を得たうえで学内のメールが転送される設定になっており、2017年9月25日から1月19日にかけて転送されたメール430件が流出した可能性がある。

対象となるメールには、学生106人の氏名や学籍番号、メールアドレス、成績情報、進路先のほか、教職員23人のメールアドレスや職員番号、所属、学外関係者39人の住所とメールアドレスなどの個人情報が含まれていた。

同大では、1月22日に学外へのメール転送システムを停止。同システムを利用する教職員の端末の状況を確認し、パスワードの管理に関する注意喚起を行った。

また対象となる学生や教職員には、大学のウェブサイトで説明と謝罪を行い、学外関係者には個別に説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2018/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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