Oracle、定例アップデートで脆弱性237件を解消 - 「Spectre」の緩和策も
Oracleは、同社が四半期ごとに公開している定例更新「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開し、あわせて237件の脆弱性を解消した。

のべ237件の脆弱性を修正したOracle
今回公開したアップデートでは、のべ237件の脆弱性に対応した。
共通脆弱性評価システム「CVSS v3」でスコアが「7.0」以上で「緊急」または「重要」とされる脆弱性は128件にのぼる。
「Oracle Database Server」に関する脆弱性5件や、「Java SE」に関する脆弱性21件を修正。「Oracle Communications Applications」では10件、「Oracle E-Business Suite」では7件の脆弱性を解消した。
さらに「Oracle Fusion Middleware」「Oracle Financial Services Applications」「Oracle Hospitality Applications」「MySQL」「PeopleSoft Products」などの脆弱性へ対処した。217件のうち、147件の脆弱性に関してはリモートより攻撃が可能だという。
CPUの投機的実行においてサイドチャネル攻撃を受けるおそれがある脆弱性「Meltdown」「Spectre」が判明しているが、同問題に対しても今回のアップデートで緩和策を提供している。
「Oracle Sun Systems Products Suite」の「Oracle X86 Servers」向けにOSレベルや仮想マシンレベルで影響を軽減するIntelのマイクロコードを含んだ緩和策を提供。同パッチは、「Oracle OS」や「Oracle VM」以外で「Oracle X86 Servers」を利用する場合にのみ必要だとしている。
「Oracle OS」および「Oracle VM」に対しては、Intelがリリースするマイクロコードを含むパッチを提供する予定。また「VirtualBox」に対しても「CVE-2017-5715」の緩和策が提供されている。
同社は、これらパッチについて脆弱性の悪用を防止するため、テスト環境で動作を確認したうえで、早期にアップデートを適用するよう呼びかけている。なお、次回の定例アップデートは、米国時間4月17日を予定している。
(Security NEXT - 2018/01/17 )
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