Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe、「Flash Player」のセキュリティアップデートをリリース

Adobe Systemsは、脆弱性を修正した「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートをリリースした。

20180110_as_001.jpg
アップデートで脆弱性を修正したAdobe Systems

今回のアップデートは、情報漏洩の脆弱性「CVE-2018-4871」を解消したもの。

重要度は、3段階中2番目にあたる「重要(Important)」にレーティングされている。悪用は確認されていない。

同社では、同脆弱性を修正した最新版となる「同28.0.0.137」をリリースした。

「Linux版」を除き、ブラウザ同梱版を含めて適用優先度は3段階中2番目にあたる「2」とし、30日以内を目安にアップデートするよう推奨している。「Linux版」に関してはもっとも低い「3」としており、任意のタイミングで更新するよう求めている。

(Security NEXT - 2018/01/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
「LangChain」に深刻な脆弱性 - APIキー流出のおそれ
Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性
「Frappe Framework」「ERPNext」にXSS脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
DigiEver製NVRの脆弱性悪用に注意 - 米CISAが警告
「n8n」に深刻なRCE脆弱性 - 乗っ取りや情報漏洩など広く影響
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害