主要メーカー「CPU」に脆弱性、データ漏洩のおそれ - クラウド含む幅広い環境へ影響
Intelをはじめ、主要メーカーが提供するプロセッサ「CPU」に脆弱性が存在し、多くの環境に影響を及ぼすことがわかった。根本的な解決にはCPUを交換する必要があるが、OSによる影響の緩和も可能とされており、必要に応じてアップデートを実施するよう呼びかけられている。
データを解読する「投機的実行サイドチャネル攻撃」によってメモリロケーションからデータを取得できる脆弱性が明らかになったもの。
2種類の脆弱性が指摘されており、「CVE-2017-5754」は「Meltdown」、「CVE-2017-5753」「CVE-2017-5715」については「Spectre」と命名されている。悪用は確認されていない。
いずれも、CPUにおけるアーキテクチャの設計に起因。脆弱性を悪用することでセキュリティ機能「KASLR(Kernel Address Space Layout Randomization)」なども回避し、ユーザー権限で動作するアプリケーションより本来アクセスできないメモリの内容を取得することが可能になる。
脆弱なCPUを搭載した端末であれば、パソコンはもちろん、モバイル端末やクラウドなど幅広い環境へ影響。また脆弱性の攻撃を受けた場合、ログファイルには痕跡が残らず、気が付くことが難しいという。
(Security NEXT - 2018/01/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache MINA」の深刻な脆弱性 - 複数ブランチで修正未反映
「BerriAI LiteLLM」にSQLi脆弱性 - 認証情報漏洩のおそれ、悪用も
「Android」に近接ネットワーク経由のRCE脆弱性 - PoC公開も
「Linuxカーネル」の暗号通信処理にLoP脆弱性「Dirty Frag」
米当局、脆弱性3件の悪用を警告 - 「Ivanti EPMM」「PAN-OS」は緊急対応を
Linuxカーネルに権限昇格の脆弱性「Copy Fail」 - PoC公開済み
「Spring Cloud Config」にパストラバーサルなど複数脆弱性
複数脆弱性を修正した「Firefox 150.0.2」をリリース - Mozilla
「Firefox」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
暗号化通信ライブラリ「GnuTLS」に複数脆弱性 - アップデートで修正

