Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

一部製品のTLS実装に暗号解読される脆弱性、「ROBOT攻撃」受けるおそれ - 「Facebook」などにも影響

一部製品において「Transport Layer Security(TLS)」の実装に問題があり、暗号化されたデータが解読されるおそれがあることがわかった。脆弱性を容易に特定できる「ROBOT攻撃」が公表され、著名サイトなども影響を受けることが明らかになっている。

20171213_ra_001.jpg
「ROBOT攻撃」のキャラクター

RSA暗号化における「Public-Key Cryptography Standards (PKCS) #1 v1.5」のパディングエラーを解析することで、暗号データの解読が可能となる「Bleichenbacher攻撃」を受けるおそれが従来より指摘されているが、同攻撃への対策が十分に取られていない製品が複数明らかになったもの。

脆弱性を公表した研究者は、タイムアウトやコネクションのリセットなどの複数のシグナルから容易に脆弱性を確認できる「Return Of Bleichenbacher's Oracle Threat」の頭文字を取った「ROBOT攻撃」を発見。多数環境へ影響を及ぼすことがわかったという。

研究者によれば、サポートが終了した製品も含まれるが、F5 Networks、Cisco Systems、Citrix Systemsなど、広く利用されている少なくとも7ベンダーにおいて脆弱な製品があることを確認したという。

(Security NEXT - 2017/12/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ADパスワード管理ツールの脆弱性、APT攻撃で悪用 - 米当局が注意喚起
Apple、「iOS 15」「iPadOS 15」をリリース - 脆弱性22件を修正
Windowsのゼロデイ脆弱性、開発会社狙う攻撃で発見 - 検体公開後は試行増加
EC-CUBE用プラグイン「注文ステータス一括変更プラグイン」に脆弱性 - 利用中止を
CMSの「Drupal」に5件の脆弱性 - アップデートがリリース
「Apache Tomcat」にDoS攻撃受けるおそれ - 3月の更新で修正済み
SAP、複数の深刻な脆弱性を修正するアップデート - CVSS値が最高値の脆弱性も
「Citrix ShareFile」にアクセス制御不備の脆弱性 - 早急に更新を
Adobe、「ColdFusion」「AEM」など16製品にセキュリティ更新
Google、「Chrome 93.0.4577.82」を公開 - ゼロデイ脆弱性2件などを解消