「Movable Type」向け会員制サイト構築用プラグインなどにSQLiの脆弱性
アークウェブが提供する「Movable Type」向けプラグイン「A-Member」「A-Reserve」に「SQLインジェクション」の脆弱性が含まれていることがわかった。
会員制サイトを構築するためのプラグインである「A-Member」に「CVE-2017-10898」が判明したほか、予約サイトの機能を提供する「A-Reserve」に「CVE-2017-10899」が明らかとなった。同プラグインを利用したページより不正にデータベースを操作されるおそれがある。
これら脆弱性は、STNetの渡邉優太氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整した。
アークウェブでは修正版として「A-Member 3.8.7」「A-Reserve 3.8.7」を11月20日より提供しており、アップデートを強く推奨している。
(Security NEXT - 2017/11/30 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「PowerCMS」に6件の脆弱性 - 修正版が公開
「SUSE Manager」にRCE脆弱性、アップデートで修正 - PoCは公開済み
Pythonの「tarfile」モジュールにサービス拒否の脆弱性
「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正