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MS、11月の定例パッチで53件の脆弱性を解消 - 一部脆弱性は公開済み

いずれの脆弱性も、米時間11月14日の時点で悪用は確認されていないが、一部脆弱性はすでに公開済みだという。

具体的には、メモリ破損によりコードを実行されるおそれがある同社ブラウザに関する脆弱性「CVE-2017-11827」や、「IE」に関する情報漏洩の脆弱性「CVE-2017-11848」。

また「ASP.NET Core」に関するサービス拒否や情報漏洩の脆弱性「CVE-2017-11883」「CVE-2017-8700」についても公開されていることが判明している。

さらに同社は、今回のセキュリティアップデートで、Office向けにセキュリティ機能を強化するプログラムをあわせて提供している。

(Security NEXT - 2017/11/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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