「net-snmp」のトラップ処理に深刻な脆弱性 - 細工パケットでクラッシュのおそれ
「SNMP」のソフトウェア実装である「net-snmp」にバッファオーバーフローの脆弱性が明らかとなった。深刻な影響を及ぼすおそれがあり、アップデートが提供されている。
細工したパケットをリモートから送信することで、認証を必要とすることなく悪用が可能となるバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2025-68615」が判明したもの。
「SNMPトラップ」を受信するデーモン「snmptrapd」において入力検証の不備があり、バッファオーバーフローによってクラッシュし、権限の昇格、情報漏洩やサービス拒否などにつながるおそれがある。
CVE番号を採番したGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
開発チームでは、2025年12月20日にリリースした「同5.10.pre2」「同5.9.5」で脆弱性に対処した。「SNMPトラップ」の受信ポートについては広く外部へ開放しないよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2026/01/06 )
ツイート
PR
関連記事
「MOVEit Transfer」に複数脆弱性 - 最新版へ更新を
「IBM WebSphere Application Server」の管理画面に複数脆弱性
「JetBrains」の複数製品に脆弱性 - 「クリティカル」など修正
「Microsoft Defender」に権限昇格の脆弱性 - 修正を実施
SnowflakeのPython向け開発フレームワークに脆弱性
「Cisco ISE」や「RoomOS」に脆弱性 - 7月15日に修正予定
iOS版「Firefox」にアドレスバー偽装が可能となる脆弱性
VPNクライアント「Omnissa Workspace ONE Tunnel」のWindows版に脆弱性
「IBM API Connect」にアップデート - 依存関係含む多数脆弱性を解消
ブラウザ「Chrome」にアップデート - 脆弱性27件を修正
