Savitech製USBオーディオ機器ドライバが勝手にルート証明書を追加
Savitech製のUSBオーディオ機器が利用するオーディオドライバにおいて、ルートCA証明書を許可なくインストールする脆弱性「CVE-2017-9758」が含まれていることがわかった。セキュリティ機関では注意を呼びかけている。
Windows向けドライバの一部バージョンが、現在サポート中のOSでは利用しないにも関わらず、許可なしに信頼された証明書として勝手にインストールを行う問題が判明したもの。
同証明書の秘密鍵が悪用されたとの報告はないが、セキュリティ機関では証明書のアンインストールを推奨。削除後に最新のドライバをインストールするよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/11/08 )
ツイート
PR
関連記事
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性
「GitLab」に複数脆弱性 - セキュリティパッチをリリース
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消