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佐川急便装う「偽請求メール」、中身はマルウェア - パソコンからのアクセス促す

佐川急便からの案内を装い、本文内のリンクからマルウェアへ感染させようとするメールが確認された。同社や日本サイバー犯罪対策センター(JC3)では、情報を公開して注意を呼びかけている。

20171107_ph_001.jpg
佐川急便が公開した不正メールの一部

問題のメールは、「[佐川急便]請求内容確定のご案内」という件名で送信されたもの。

「請求の内容が確定した」などと利用者向けの案内を装って送信されていた。

メール内に請求書の番号やサポートページへのリンクが記載されているが、実際は関係ないサイトのzipファイルへリンクされており、誤って内部のファイルを開くとマルウェアへ感染するおそれがある。

(Security NEXT - 2017/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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