Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

佐川急便装う「偽請求メール」、中身はマルウェア - パソコンからのアクセス促す

佐川急便からの案内を装い、本文内のリンクからマルウェアへ感染させようとするメールが確認された。同社や日本サイバー犯罪対策センター(JC3)では、情報を公開して注意を呼びかけている。

20171107_ph_001.jpg
佐川急便が公開した不正メールの一部

問題のメールは、「[佐川急便]請求内容確定のご案内」という件名で送信されたもの。

「請求の内容が確定した」などと利用者向けの案内を装って送信されていた。

メール内に請求書の番号やサポートページへのリンクが記載されているが、実際は関係ないサイトのzipファイルへリンクされており、誤って内部のファイルを開くとマルウェアへ感染するおそれがある。

(Security NEXT - 2017/11/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

北朝鮮による暗号資産窃取に警戒を - 日米韓が共同声明
「SecureAge Security Suite」に深刻な脆弱性 - アップデートを
中国関与が疑われる「MirrorFace」の攻撃に注意喚起 - 警察庁
Ivanti製VPN製品のゼロデイ脆弱性、中国関連のグループが悪用か
「Ivanti Connect Secure」などに深刻な脆弱性 - すでに悪用も
複数サーバでランサム被害、影響など調査 - 山口の印刷会社
先週注目された記事(2024年12月29日〜2025年1月4日)
先々週注目された記事(2024年12月22日〜2024年12月28日)
大量データ送付で一時障害、マルウェア感染は確認されず - JAL
約482億円相当の暗号資産窃取、北朝鮮グループの犯行 - 日米当局