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国内でも「Bad Rabbit」を観測 - 2月には誘導スクリプトが稼働か

今回の攻撃では、ドロッパーが「Adobe Flash Player」のインストーラへ偽装されたが、ユーザーのプロファイリング情報を悪用し、アップデートに見せかけてファイルをダウンロードさせていた可能性もある。

また今回のプロファイリングはもちろん、狙った標的へ同ランサムウェアを感染させるため、誘導に利用されたサイトは慎重に選択され、東欧の旅行サイトやメディアのウェブサイトが利用されたと同社は指摘している。

日本国内の企業についても、早い段階から標的になっていたと説明。同社では実際に攻撃を検知し、ブロックしたという。

(Security NEXT - 2017/10/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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