Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apacheにメモリ漏洩の脆弱性「Optionsbleed」 - 「Heartbleed」直後に判明するも修正されず

同脆弱性の影響については、漏洩するデータ量が小さく、影響を受けるサーバも多く見つかっていないことから、「Heartbleed」ほどの影響はないと説明している。

実際に同氏が、Alexaの上位100万サイトについて応答内容を確認したところ、問題の「Allowヘッダ」を応答したケースは、466件に過ぎなかったという。

ただし、共有ホスティング環境では、「.htaccessファイル」で「Limitディレクティブ」が利用されることもあることから、注意が必要だと指摘している。

同脆弱性は「同2.4.27」「2.2.34」および以前のバージョンに影響があり、パッチを適用することで脆弱性を解消できる。

(Security NEXT - 2017/09/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
Adobe、複数製品にアップデート - 250件以上の脆弱性を解消
Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み