日本シーサート協議会の初イベント、新旧の交流の場に - テーマは「絆」
CSIRTは、経済産業省が2015年に公開したセキュリティ経営ガイドラインで言及されたことも後押しし、同協議会への参加企業は、8月4日の時点で241チームに拡大している。
同イベントの実行委員長を務めるトレンドマイクロの萩原健太氏によれば、参加組織が増えたことで、一堂に会することが難しくなり、今回10周年という節目の年を迎えたことから、同協議会初となるイベントを企画したという。
普段であれば、参加チーム間のコミュニケーションは、連絡窓口である「POC(Point of contact)」のメンバーが担当することになるが、今回のイベントでは、CSIRTに関わるさまざまなメンバーが交流できるイベントを目指した。
CSIRTを構築したものの、運用してみると建て付けが悪かったり、設立時のメンバーと以降の世代でギャップが生まれているケースなどもあるが、百社百用のCSIRTであるものの、基本部分もあり、今回のイベントが課題解決や理解を深めるきっかけにしてほしいと同氏は話した。
(Security NEXT - 2017/08/10 )
ツイート
PR
関連記事
CSIRT関係者が集う「NCA Annual Conference 2024」、参加登録受付を開始
「セキュリティ対応組織の教科書 3.2版」が公開 - 実例など収録、評価シートも刷新
日本シーサート協議会、12月に年次カンファレンスを開催
JPCERT/CCが感謝状 - 脆弱性悪用対応の「重要な模範事例」
「日本シーサート協議会」が正式名称に - 法人名と通称を統一
政府や独法関係者対象にCTFコンテスト「NISC-CTF」を開催
効率的な脆弱性対策を支援するオンラインセミナー開催 - IPA
2023年度の「JPCERT/CCベストレポーター賞」が決定 - 多数インシデントを報告
「NCA Annual Conference 2023」の参加登録を受付開始 - 日本シーサート協議会
日本シーサート協議会、12月に年次カンファレンスイベントを開催