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日本シーサート協議会の初イベント、新旧の交流の場に - テーマは「絆」

CSIRTは、経済産業省が2015年に公開したセキュリティ経営ガイドラインで言及されたことも後押しし、同協議会への参加企業は、8月4日の時点で241チームに拡大している。

同イベントの実行委員長を務めるトレンドマイクロの萩原健太氏によれば、参加組織が増えたことで、一堂に会することが難しくなり、今回10周年という節目の年を迎えたことから、同協議会初となるイベントを企画したという。

普段であれば、参加チーム間のコミュニケーションは、連絡窓口である「POC(Point of contact)」のメンバーが担当することになるが、今回のイベントでは、CSIRTに関わるさまざまなメンバーが交流できるイベントを目指した。

CSIRTを構築したものの、運用してみると建て付けが悪かったり、設立時のメンバーと以降の世代でギャップが生まれているケースなどもあるが、百社百用のCSIRTであるものの、基本部分もあり、今回のイベントが課題解決や理解を深めるきっかけにしてほしいと同氏は話した。

(Security NEXT - 2017/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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