「WannaCrypt」発生以降、445番ポートへのパケットが増加
2017年第2四半期は、国内を発信元とする「445番ポート」へのパケット増加が観測された。ランサムウェア「WannaCrypt」の感染活動による影響と見られる。
JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が、センサーにより観測したパケットの状況を取りまとめたもの。同センターによれば、2017年第2四半期は前四半期と変わらず、「telnet」で利用する「TCP 23番ポート」に対するパケットが最多だった。
次に多かったのは、「Windows SQLServer」で使われる「TCP 1433番ポート」。同四半期に急増した。
また、国内のIPアドレスからSSHで使用する「22番ポート」に対するパケットが前四半期と同様3番目に多かった。6月13日ごろから増加し、その後も増減を繰り返しつつ継続して観測されたという。
(Security NEXT - 2017/08/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
DDoS攻撃が前月比2割増 - 最大攻撃規模は5分の1に
先週注目された記事(2025年5月25日〜2025年5月31日)
先週注目された記事(2025年5月18日〜2025年5月24日)
DDoS攻撃が件数減、一方100Gbps超の攻撃も - IIJレポート
DDoS攻撃は減少するも、2カ月連続で300件超 - IIJレポート
DDoS攻撃が前月比1.5倍、5カ月ぶりに300件超 - IIJレポート
DDoS攻撃の観測数は微増、最大規模で約12Gbps - IIJ報告
DDoS攻撃件数は減少傾向、一方で174Gbps超の攻撃も - IIJレポート
DDoS攻撃件数は減少するも、最大攻撃規模は拡大 - IIJレポート
DDoS攻撃、前月から約3割減、最大攻撃規模も縮小 - IIJレポート