JPCERT/CC、「Mirai」被害低減や標的型攻撃情報共有などに貢献した専門家やCSIRTに感謝状
JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、サイバーセキュリティ対策へ貢献したとして、クルウィットの島村隼平氏、およびRecruit-CSIRTに、感謝状を贈呈した。

感謝状贈呈の模様。JPCERT/CCの代表理事である歌代和正氏(画面左)と島村隼平氏(同右)
同センターでは、「JPCERT/CC感謝状制度」を2014年4月に制定。
国内においてセキュリティ対策の活動で貢献した人物などへ感謝状を贈呈している。
第4回目となる2017年度は、情報通信研究機構(NICT)の「NICTERプロジェクト」において分析官を10年以上務め、脆弱性や攻撃活動の分析結果を同センターに提供しているクルウィットの島村隼平氏が選ばれた。
同氏は、IoT機器を標的としたマルウェア「Mirai」の分析においても有用な情報を提供し、国内の被害低減に貢献したという。
さらに、自社で確認した標的型攻撃の詳細な情報をいち早く共有することで、タイムリーな注意喚起や早期警戒情報の周知といった被害の拡大防止に貢献したとして、Recruit-CSIRTを選出した。
(Security NEXT - 2017/07/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
セキュリティ総務大臣奨励賞の受賞者2名、2団体を発表 - 総務省
「セキュリティ・キャンプフォーラム2025」、オンラインで開催
「SecHack365 2024」の成果発表会を都内で開催 - NICT
東京都が「SNSトラブル防止動画コンテスト」を開催 - 受賞作品を発表
NICT、15歳以下を対象としたセキュリティアイデアコンテスト
「セキュリティ・キャンプアワード2025」 - 学会発表の旅費支援も
JPCERT/CC、「ベストレポーター賞 2024」を発表
「セキュリティ総務大臣奨励賞」の推薦募集を開始
専門学校生対象のセキュリティコンテスト - 課題は「ASMツール」
JPCERT/CCが感謝状 - 脆弱性悪用対応の「重要な模範事例」