Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ネットワーク経由のマルウェア検出が急上昇 - 「WannaCrypt」が影響

2017年第2四半期は、ウイルスの検出数が約5分の1に減少する一方、不正プログラムの検出数は、ランサムウェアの増加が影響し、3倍弱に跳ね上がった。

情報処理推進機構(IPA)によれば、同四半期におけるウイルスの検出数は1717件。前四半期の9317件から約5分の1に縮小した。

「Conficker」「Kido」といった別名でも知られるワーム「Downad」が、前四半期に5677件と一時大幅な増加を見せたが、同四半期には40件と、2016年とほぼ同じ水準へ落ち着いた。同四半期にもっとも多く検出されたのは「Bagle」。前四半期の180件から322件に増加している。

同一の届出者のもとで、同種のウイルスが同日中に複数検出された場合に1件とカウントする「届出件数」は470件。前四半期の480件から微増した。感染被害報告は寄せられていない。

20170725_ip_002.jpg
ウイルス検出数の推移(グラフ:IPA)

(Security NEXT - 2017/07/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

クラウドでのデータ侵害、構成ミスが8割強 - IBM調査
マルウェアとの遭遇率、3年で約半分に - MS調査
セキュ投資少ない企業、インシデント潜在化のリスク
中堅企業4社に1社、直近3年間にセキュ事故経験
2019年のマルウェア届出は259件 - 18件で被害
2割弱の中小企業が被害経験 - 「攻撃対象となる可能性高い」6.2%
IPAが「10大脅威2020」を発表 - 「内部不正」「IT基盤の障害」など順位上昇
2018年「セキュリティ10大脅威」 - 注目高まる「サプライチェーン攻撃」
長期休暇に向けてセキュリティ対策の再確認を
10月は「Emotet」が急増 - 3カ月間の休止経て