多くの企業が不正侵入対策へ注力するも3割弱が被害を経験
企業におけるIT意思決定者の多くが外部からの侵入防止対策に注力する一方、過去1年以内に3割弱が自社の侵入防止対策を破られた経験を持つとの調査結果をジェムアルトが取りまとめた。
同社が、世界の企業におけるIT部門意思決定者1050人を対象に、企業のデータセキュリティに関する調査を実施したもの。日本企業からは100人が回答したという。
同調査によれば、内部ネットワークを保護するために外部からの侵入防止対策が効果的と考えている回答者は94%。76%が侵入防止対策への投資額を増やしている。
一方、65%が侵入を許した際のデータ保護に不安を感じており、実際に28%は、過去1年以内に自社の侵入防止対策が破られたという。また回答者の55%は、機密データの保存場所を把握しておらず、35%は顧客情報を暗号化していないと回答した。
(Security NEXT - 2017/07/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2024年12月29日〜2025年1月4日)
先々週注目された記事(2024年12月22日〜2024年12月28日)
「CODE BLUE 2024」の講演が決定 - 脅威関連から、AI、情報戦まで
先週注目された記事(2024年8月25日〜2024年8月31日)
盆休みにパッチ公開日が直撃 - 夏季休暇に向けて十分な備えを
約3割が過去3年間にサイバー攻撃の被害経験 - ランサムは3.8%
都内中小企業を対象としたセキュ対策助成金の募集がスタート
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
AIシステムの安全な実装運用に向けたガイダンスを公開 - 米政府ら
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超