Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

6月はフィッシングサイトが1.5倍に - フィッシングメールは週末狙う傾向

6月にフィッシング対策協議会へ寄せられたフィッシングの報告件数は2カ月連続で増え、478件だった。誘導先のURLは、前月の約1.5倍と大幅に増加したという。

20170704_ap_001.jpg

同協議会によると、6月に寄せられたフィッシングの報告件数は478件。前月の386件を92件上回った。

2016年10月に200件を37カ月ぶりに下回ったが、以降4カ月連続で増加。2017年1月から3月は700件を超えるなど再び高い水準で推移した。

4月には304件と一時半減したものの、その後2カ月連続で増加し、今後の動向が注目される。

フィッシングサイトの誘導先に利用されたURLの件数は481件で、前月の317件から164件増加した。悪用されたブランド件数も3件増加し、20件となった。

(Security NEXT - 2017/07/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年11月30日〜2025年12月6日)
先週注目された記事(2025年11月16日〜2025年11月22日)
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加