月例パッチ適用後、「Outlook」で一部添付ファイルの閲覧に不具合
マイクロソフトがリリースした6月の月例セキュリティ更新の適用後、「Outlook」においてリッチテキスト形式の添付ファイルを開けなくなる現象が確認されている。
同社によれば、セキュリティ更新プログラム 「KB3203467」を適用した「同2007」「同2010」において、リッチテキスト形式の添付ファイルが開けない現象が発生しているもの。
同現象は編集中のメールでも発生するが、メールのデータが破損することはないという。またリッチテキスト形式を利用する予定表、タスク、連絡先アイテムなども影響を受ける。
同社では、今回の問題について調査を進めており、暫定的な対処方法として、添付ファイルをデスクトップなどに保存後、開く方法を紹介。また、HTML/テキスト形式を使用することで同現象を回避できるとしている。
(Security NEXT - 2017/06/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会
フォームで予約者の個人情報が閲覧可能に - 美馬市テレワーク促進施設
県立高で個人情報含むPC紛失、什器更新時に誤廃棄か - 神奈川県
すかいらーく「テイクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
ネットショップで不具合、個人情報を誤表示 - サンスター
ハウステンボスにサイバー攻撃 - 一部サービスに影響
ネットギフトサービスで不具合 - 贈り主の個人情報が受取者に表示
試験申込者宛メールでメアド流出、DL権限付与時に - 常盤大
保存場所を誤り、児童用端末から成績が閲覧可能に - 大阪市
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを