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月例パッチ適用後、「Outlook」で一部添付ファイルの閲覧に不具合

マイクロソフトがリリースした6月の月例セキュリティ更新の適用後、「Outlook」においてリッチテキスト形式の添付ファイルを開けなくなる現象が確認されている。

同社によれば、セキュリティ更新プログラム 「KB3203467」を適用した「同2007」「同2010」において、リッチテキスト形式の添付ファイルが開けない現象が発生しているもの。

同現象は編集中のメールでも発生するが、メールのデータが破損することはないという。またリッチテキスト形式を利用する予定表、タスク、連絡先アイテムなども影響を受ける。

同社では、今回の問題について調査を進めており、暫定的な対処方法として、添付ファイルをデスクトップなどに保存後、開く方法を紹介。また、HTML/テキスト形式を使用することで同現象を回避できるとしている。

(Security NEXT - 2017/06/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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