Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Roundcube」にアップデート - 前バージョンの不具合を解消

ウェブメールソフト「Roundcube」の開発チームは現地時間2025年6月15日、アップデートとなる「同1.5.11」をリリースした。

現地時間6月1日にリリースしたセキュリティアップデート「同1.5.10」に不具合が明らかとなり、アップデートをリリースしたもの。「PHP 5.5」との互換性について修正した。

「同1.5.10」や「同1.6.11」では、PHPオブジェクトのデシリアライズ処理に起因する脆弱性「CVE-2025-49113」に対処していた。認証されたユーザーによってリモートよりコードを実行されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.9」と評価されており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされており、影響の大きさなども指摘されていた。

(Security NEXT - 2025/06/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開
「Firefox」にセキュリティアップデート- UAF脆弱性を修正
資産管理製品「IBM MAS」に深刻な脆弱性 - 修正を強く推奨
製造業向けシステム「DELMIA Apriso」の脆弱性攻撃に注意 - 直近3カ月で3件
ルータOS「OpenWrt」に脆弱性 - 修正版がリリース
「Karmada Dashboard」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開