IPA、制御システム保有組織の橋渡し人材向けに短期演習プログラム
情報処理推進機構(IPA)は、制御システムを保有する組織のセキュリティ対策責任者を対象に、演習を提供する短期プログラムを7月に都内で開講する。
同プログラムは、制御システムを保有する組織において、セキュリティ対策を統括するCISO(最高情報セキュリティ責任者)やCIO(最高情報責任者)などを対象に、サイバー攻撃を想定した演習を実施するもの。
14日は「トレーニングセッション」として、重要インフラ事業者特有の脅威や防御について学ぶほか、組織やビジネスに与える影響について討論。また、監督省庁や関係者とのコミュニケーションや連携のあり方についての理解を深める。
15日の「ウォーゲームセッション」では、シナリオに基づいた実践演習を実施し、効果的なインシデント対応とインシデント管理について学習する。
会場は、東京都文京区の同機構オフィス。定員は30人。受講料は2日間で30万円。同機構産業サイバーセキュリティセンターから受講申込書を取り寄せ、必要事項を記入して提出する。詳細は同機構の資料から。
(Security NEXT - 2017/05/18 )
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