2016年の個人情報漏洩インシデントは468件、平均想定賠償額は6.7億円 - JNSAまとめ
漏洩規模は「100から1000人未満」が32.5%でもっとも多い。「10から100人未満(29.7%)」「1000から1万人未満(16.2%)」と続いている。
原因を見ると、「管理ミス」が159件で34%を占めて最多。次いで多かったのは「誤操作」で73件(15.6%)。「不正アクセス」が68件(14.5%)、「紛失、置き忘れ」が61件(13%)、「不正な情報持ち出し」が32件(6.8%)となった。
また「設定ミス」に起因したインシデントが22件。そのほか、「バグ、セキュリティホール(8件)」「ワーム、ウイルス(5件)」「内部犯行(4件)」などは、いずれも2%未満と少なかった。
漏洩の媒体や経路では、「紙媒体」が220件で47%にのぼる。次いで「インターネット」が108件(23.1%)、「メール」が65件(13.9%)、「USBなど可搬記録媒体」が45件(9.6%)だった。
(Security NEXT - 2017/05/18 )
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