Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MSのマルウェア対策エンジンに深刻な脆弱性 - 急遽修正を実施

Microsoftは、同社のマルウェア対策エンジンに深刻な脆弱性が存在するとして、急遽アップデートを実施し、脆弱性を修正した。

20170509_ms_001.jpg
Microsoftによるアドバイザリ

「Microsoft Malware Protection Engine」に「型の取り違え」の脆弱性「CVE-2017-0290」が含まれることがあらたに判明したもの。Googleの研究者が発見、報告した。

脆弱性の深刻度は、4段階中もっとも高い「深刻」。脆弱性を悪用するよう細工されたファイルをスキャンすると、リモートでコードを実行され、端末の制御を奪われるおそれがある。

同社の「Forefront」「Endpoint Protection」「Intune」などエンタープライズ向け製品のほか、「Windows Defender」「Security Essentials」などに影響がある。同社は今回の問題を受けて同エンジンのスキャン方法を修正するアップデートを実施し、脆弱性へ対応した。

悪用可能性指標については、3段階中2番目にあたる「2」にレーティングしており、悪用される可能性は低いとしている。アップデートに関しては、リリースから48時間以内に自動で適用されるため、管理者や利用者は特に操作を必要としないとしている。

(Security NEXT - 2017/05/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「EC-CUBE」向けプラグイン「簡単ブログ for EC-CUBE4」に脆弱性
トレンド製「スマートホームスキャナー」のインストーラに脆弱性 - 最新版の利用を
Zyxel製品の深刻な脆弱性、4月に修正済み - 報告者がサイレントパッチの危険性を指摘
「BIG-IP」脆弱性に注意 - 実証コード公開済み、探索や悪用も
「Chrome 101.0.4951.64」がリリース - 13件のセキュリティ修正を実施
Adobe、「Framemaker」「InDesign」など5製品でセキュリティ更新
2021年に悪用多かった脆弱性トップ15 - 首位は「Log4Shell」、VPNも引き続き標的に
MS、5月の月例パッチで脆弱性73件に対処 - ゼロデイ脆弱性を修正
「Magnitude Simba」のODBCドライバなどに脆弱性
富士通製のセキュリティ帯域制御製品に深刻な脆弱性