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「情報処理安全確保支援士」の初回登録者、平均年齢は40.5歳 - 10代が4人

情報処理推進機構(IPA)は、4月1日付けで4172人をセキュリティ分野の国家資格「情報処理安全確保支援士」として登録し、登録者情報を公表した。

「情報処理安全確保支援士制度(RISS)」は、セキュリティ対策の技能や知識を備えた人材を確保する目的で設けられた国家資格。情報システムの企画や開発、運用のほか、調査や分析、評価などセキュリティ面から組織を支援し、指導や助言を行う。通称は「登録情報セキュリティスペシャリスト(登録セキスペ)」。

1月31日まで行われた初回受付では、4175人が申請し、書類審査の結果、4月1日付けで4172人が登録となった。同機構では、登録者の氏名や勤務先などを公開するとともに、対象者へ今後3年間の講習受講計画や登録証を送付している。

初回登録者の平均年齢は40.5歳で、男性が94.6%を占める。年齢別では、30代と40代が同数で1642人ともっとも多い。10代の登録者も4人いた。また、地域別では関東地方が7割を占めたが、すべての都道府県に登録者が在住している。

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登録者の属性(表:IPA)

(Security NEXT - 2017/04/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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