「情報処理安全確保支援士」の初回登録、4000人超が申請
情報処理推進機構(IPA)は、セキュリティ分野の国家資格「情報処理安全確保支援士」の初回登録申請者数を発表した。
「情報処理安全確保支援士制度(RISS)」は、セキュリティ対策の技能や知識を備えた人材を確保する目的で設けられた国家資格。情報システムの企画や開発、運用のほか、調査や分析、評価などセキュリティ面から組織を支援し、指導や助言を行う。通称は「登録情報セキュリティスペシャリスト(登録セキスペ)」。
同機構では、過去に「情報セキュリティスペシャリスト試験」または「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験」で合格している経過措置対象者からの登録受付を2016年10月24日より開始。初回の登録申請を2017年1月31日まで受け付けていた。
初回登録では4175人からの申請があり、申請書類の審査を順次進めている。4月1日付けで登録となり、その後は登録情報の公開を行うとともに、登録者には登録証と講習受講計画を送付する。
現在、第2回目の登録受付を開始している。登録申請が可能なのは経過措置対象者と、4月16日に実施される「情報処理安全確保支援士試験」の合格者で、締め切りは7月31日を予定している。
(Security NEXT - 2017/02/15 )
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